今の住んでいる家は、津幡町竹橋という場所にあります。去年の9月、新聞に入っていた折り込みチラシで 売家となっているのを偶然に知りました。
これまで住んでいた家は20年前に建てた家で、娘3人・息子1人の子育てをした家です。
庭には旦那さん手作りのピザ窯もありました。
庭にあったヤマモモの木では、キジ鳩が何世代も子育てを披露してくれました。
オープンハウスの日も過ぎたチラシを見て 胸がザワザワと高鳴り
旦那さんは会社を早退し、竹橋の家を夫婦2人で見学させてもらうこと15分。
玄関を入るなり何とも言えない心地よさを感じた 竹橋のこの家。
絶対にこの家に住みたいと一目で気に入り、思い出いっぱいの前の家を捨て
「資金の調達も、まぁ どうにかなるやろう。」と30分後には、仮契約の判を押していました。
それから2カ月後・・・
神戸で生活している長男の心配をよそに、59歳と49歳の子育てを終了した私たち夫婦は、敷地350坪・床面積50坪。木造平屋建ての2人暮らしには広すぎるこの家に、ハイエースとステップバンの2台の車に荷物を載せ、フラフラになりながらも何十往復。
自分達で荷物を ぜ~んぶ運び出し、竹橋の家に引越して来ました。
4人の子供達が育った前の家は、三女の婿殿にお買い上げ頂き、自分達の家ではなくなりましたが 出入りが出来るラッキーなことと相成りました。
4人の子供達が育った前の家は、三女の婿殿にお買い上げ頂き、自分達の家ではなくなりましたが 出入りが出来るラッキーなことと相成りました。
ここ津幡町竹橋地区は、江戸時代に宿場町であった所です。
私達夫婦が一目で気に入ったこの家は、加賀百万石の大名 前田家が代々 本陣宿ととした場所に建てられた家であることを、後から ご近所の方より聴かされました。
残念ながら 築300年の当時の家屋は、23年前に建て替えられましたが
周辺の樹齢何百年の杉林や、家の北側にある由緒ある倶利伽羅神社は当時のままの様子。
富山と石川を結ぶ北国街道の始まりにある竹橋。
重たい荷物を背負い歩きつづけ
「疲れたなぁ。そろそろ一休みしたいなぁ。」
と思った時に立ち寄る 宿場町 竹橋。
一息ついて カラダと心を ゆるめる場所 竹橋。
周りの樹木からパワーを頂ける 竹橋。
一息入れて そしてまた
目の前に続く道を 淡々と歩き始める 竹橋。
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