2016年2月25日木曜日

【 目覚め 】




ケガの影響で 頸も背中も腕もこわばり
できない動きもたくさんありました。

周りの人とは 同じ動きができなくても
自分なりに 頸を背中を腕を
動きが悪いながらも  イタ気持ちよく
のばしてみる ことならできました。
心地よさを感じながら ゆさゆさと
揺さぶる ことならできました。


からだの横で 両手をひろげ 喉をのばして
はぁーと 息を ぜんぶ吐いていく。

痛みのツブツブ。
つい頑張りすぎて自滅する 情けない自分。
からだの痛みを早く治したいと 焦る自分。
お腹の底から はぁーと ぜ~んぶ息を吐き
からだの中から 捨てていきました。


いつも一生懸命 頑張りすぎていた 自分に気づき
目から涙が どんどん溢れてきます。


自分の感情を抑えて  いい人ぶっていた自分。
心の奥では 怒っているのに
気づかないふりをしていた自分。

自分の心とからだに 無視をしていて
申し訳なかったと 涙が溢れてきます。
自分のお腹の奥底にマグマのように溜めた怒りが
自分の心とからだを
こんなにも痛めつけていたことに気づき
ただただ  申し訳なかったと
涙が とめどもなく溢れてきます。



泣くだけ 泣いたら 涙は枯れました。


両手のひらをひろげて  肘をのばし
腕を上に もちあげていく。
喉をのばして 口はぽか~んと
顏をおこして 天を仰いでみる。


ひろげた両手のひらと お顏から
あたたかな 気の 気配を感じとり
ふかく ゆっくり 息を吸い込んでいく。

頭のてっぺんから 両手の指と 両足の先まで
心地のよい 気の流れを 全身で味わいながら
ふかく ゆっくり息を吸いこんでいく。


今ここに 生きている事に気づき
温かくて 心地よいと感じる エネルギーが
心と からだの すみずみにまで 
巡りだし 流れていく。


今こうして 生かされていることに 気づき
幸せだと思えることが 感謝であり
うれしいと思えることも
辛いと思えることも
すべてが 必然であり 感謝なのだと。



ただただ  こうして心地よく

自力整体をできることが
何ものにも  置き換えることはできない

喜びであり  自分自身とむき合う大切な 
気づきの時間であるのだと発見しました。

《自力整体ことりの庭》公式サイト












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